第2回「春日部 笑おう会」を無事終了しました。
今回は、東部地域で高次脳機能障害の電話相談窓口を担当している作業療法士様、他市で障害者相談を受けているご担当者様が参加してくださり、参加者は当事者2名、ご家族2名 支援者2名 計6名での開催。
初めて参加してくださったご家族様のお悩みを中心に情報交換をしました。
特に、受傷から1年程ということもあるかもしれませんが、障害受容する事ができず、自己評価が受傷前のままでいる事から日常生活を変える事が出来ない。結果的に家族の負担が大きくなる。
一つ一つお話を聞き、私自身は記憶がないのですが、家族にかなり負担をかけていたのかも?と考えさせられました。
当事者もそうですが、寄り添う家族も大変だと改めて痛感させられました。
一緒に吐き出したり考えることはできるので、相談窓口や支援者、自助会等をうまく使って一人で抱え込まないようにしてほしいです。
当事者同士で顔を合わせ、話をすることで安心する事があります。是非当事者の方にも積極的に参加して欲しいです。
「当事者の心の居場所」が必要です。
仕事、趣味、友達、集い、家族以外での居場所が欲しい。
当事者は社会からの孤独を感じ、家族への依存が強くなる。
そして家族は心が疲弊してしまう。
障害者でも気兼ねなく参加できるコミュニティがたくさんある社会を目指したいです。
最後に、先日参加した講演会で教授が口にした「家族が死んだらどうしますか?」という言葉を皆さんに投げかけました。私はこの言葉が頭から離れません。家族がいれば支援がなくても生活できているけど、家族がいなくなったら支援を受ける手続きができるだろうか。通院も、服薬も、金銭管理も、各種手続きも…。とても考えさせられています。皆さんはどうするか対策できていますか?
さて、春日部 笑おう会ですが、当面は、日中で、平日と土日を交互に開催していきたいと思います。
作業療法士さんから、次回も参加してくれると約束いただきました!
今回、少し主催者側が話過ぎてしまったと反省。いただいた感想や反省点を次回に活かしていきますので、皆様是非お気軽にお申し込みくださいね♪
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。またお会いできることを心よりお待ちしております。